安積国造神社の秋季例大祭山車まつりは28日、福島県郡山市の駅前大通りで開かれ、各町会の山車がおはやしとともに通りを威勢良く練り歩いた。
同神社と八幡ばやし保存会の主催、福島民友新聞社、郡山商工会議所の後援。山車まつりは江戸中期の1738(元文3)年に始まったとされ、郡山宿の繁栄を伝えている。この日の大通りには17町会の山車が集結した。子どもたちが太鼓や笛で活気に満ちたはやしの演奏を繰り広げ、中心市街地は熱気を帯びた。
開会式では高野輝次八幡ばやし保存会幹事長、福島民友新聞社の小野広司常務郡山総支社長があいさつした。
例大祭最終日の29日は神輿還御(みこしかんぎょ)などが行われる。