スペースワン（郡山）開発の水上ドローン、米テクノロジー見本市アワード受賞

　ドローン事業を手がけるスペースワン（福島県郡山市）が開発した最新の水上ドローン「ＡＲＩＶＩＡ（アリヴィア）」が、米国・ラスベガスで開催される世界最大規模のテクノロジー見本市「ＣＥＳ２０２６」のイノベーションアワードで、受賞製品に選ばれた。

　同社が６日、発表した。アリヴィアは水上で使用するブイ型の自律制御機器。ＬＥＤライトや噴水、音響などの機能を備え、複数台を連携させた水上ドローンショーなどに使用される。また水辺やプールなどでの安全監視への活用も想定している。１０月１７日に商標登録された。

　同アワードには世界各国から製品・サービスが応募され、デザイン性や革新性などを基準に受賞製品を選出している。

　小林康宏代表取締役は「福島で生まれた水上ドローンが、世界の舞台で新しいテクノロジーの可能性を示せたことを誇りに思う」とコメントした。