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考古資料や記録600点展示、発掘調査の歩み紹介 福島県立博物館

2025/10/08 09:10

本県の発掘調査の歩みを紹介する企画展

 会津若松市の県立博物館で4日、秋の企画展「発掘ふくしま00(ゼロ)―ふくしま考古学事始め」が始まった。江戸―昭和に県内の遺跡から出土した考古資料、発掘に関わった人が残した記録約600点を紹介し、本県の発掘調査の歩みを振り返ることができる。12月7日まで。

 最新の発掘調査結果を伝える「発掘ふくしま」シリーズの第5弾で、発掘調査の歴史に焦点を当て、その原点に迫ろうと企画した。

 本県最古の出土記録として、会津藩の藩史「家世実紀(かせいじっき)」に記述がある石櫃(いしびつ)をはじめ、1948年に磐城高の生徒が発見した国指定重要文化財「埴輪(はにわ)男子胡座像」などを展示。考古学者や在野の研究者によるスケッチや記録も並んでいる。

 時間は午前9時半~午後5時。観覧料は一般・大学生1200円、高校生以下無料。問い合わせは県立博物館(電話0242・28・6000)へ。

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