棚倉町議会は9月会議が開会した9日、棚倉城築城400周年を記念し、町議や町執行部の全員がかみしもを着用して議会に臨んだ。
かみしもは地域で祭礼などを行う新町組とい組が所有する一式を借り、町職員らが着付けを行った。佐藤喜一議長は「かみしもを着ることで身が引き締まり、新鮮な気持ち」と話した。
宮川政夫町長は10月25日に行う大名行列や、11月15日の歴史講演会と記念セレモニーなどの記念事業について説明。「多くの人に棚倉町を知ってもらい、地域の子どもたちには町の歴史を伝える機会としたい」と思いを語った。