県北地方や飯舘など福島県内10市町村の公立小中学校と義務教育学校の143校で22日、夏休みが明け、一足早く新学期が始まった。子どもたちは、友人たちとの久々の再会を喜んだ。
大玉村の玉井小では、児童289人が登校。始業式では五十嵐洋之校長が「常に目標を持ち、コツコツと努力し、強くたくましく成長してほしい」とあいさつ。教室では、児童が夏休みの宿題を提出したり、思い出を語り合ったりした。
3年生の児童(9)は「夏休みは家族で花火をしたり、猪苗代でキャンプして楽しく過ごせた。2学期は勉強を頑張ってたくさん漢字を覚えたい」と意気込んだ。
このほか、49市町村の426校では25日に始業式などが行われ、児童生徒が学校生活をスタートさせる。