奥会津7町村の文化施設が連携する企画展「奥会津の川」は19日、各施設で開幕する。奥会津の川に関する展示を通して、美しさや魅力を発信し、先人の知恵や文化を伝える。只見川電源流域振興協議会の主催。
奥会津地域を大きな博物館に見立てる「奥会津ミュージアム事業」の一環。オープニングセレモニーが18日、南会津町の奥会津博物館で行われ、関係者がテープカットした。関係者は木材を奥会津から新潟まで、川を利用して運搬していた歴史の展示物を見学。当時の筏(いかだ)を再現した模型に見入った。
開催期間は会場ごとに異なり、会期末は8月31日~12月1日。会場次の通り。
檜枝岐村=尾瀬写真美術館▽只見町=ただみ・モノとくらしのミュージアム、ただみ・ブナと川のミュージアム、ふるさと館田子倉▽南会津町=奥会津博物館、奥会津博物館南郷館▽柳津町=やないづ縄文館~土器とくらしのミュージアム、斎藤清美術館▽三島町=三島町交流センター山びこ▽金山町=東北電力奥会津水力館「みお里」▽昭和村=からむし工芸博物館