飯坂温泉のシンボル的な存在で、古き良き街並みが残る福島市飯坂町の湯沢通り商店街などを会場に、当時に思いをはせるイベント「いいざかノスタルジックフェスタ」が11月2日、開かれる。昨年に続く2回目で、開催時間は午前10時~午後3時半。
各団体でつくる同フェスタ実行委員会と飯坂地域ふくしま共創のまちづくり計画推進懇談会の主催。商店街の空き家や空き店舗も活用し、商店街や飯坂温泉のにぎわいを目指す。
4エリアがあり、鯖湖(さばこ)湯前の湯沢商店会エリアではおでんや熱かん、角煮ちまきなどを販売。飯坂婦人会が民謡や飯坂真尋(まひろ)ちゃんの真尋ちゃん音頭、飯坂小唄の流し踊りを披露する。ジャンボさいころや射的のコーナーもある。
ゆざわ芭蕉の道公園付近は空き家、空き店舗も活用するフリーマーケットエリア。ハンドメード作品や地元産果物などを販売する。クラシックカーも展示する。
旧堀切邸エリアでは落語家桂笹丸さんやDEFROCKのステージイベントがあり、レトロ映画パネル展や、けん玉教室も催す。正午から芋煮を振る舞う(先着100食)。駄菓子販売などもある。
旧採進堂酒店前はティラノサウルスレースエリア。午前10時~正午。成獣の部と幼獣の部。
実行委の和田一成委員長は「飯坂小唄の流し踊りは飛び入りも歓迎です」と来場を呼びかけている。
問い合わせは市飯坂支所(電話024・542・2111)へ。
