「世界のあじさい ゆりまつり」は21日から、平田村のジュピアランドひらたで開かれる。期間中に見頃となる約2万8千株のアジサイや約3万5千本のユリを楽しめる。7月21日まで。
村産業振興公社の主催。最多の展示品種数でギネス世界記録に認定されているアジサイ園では、村が命名したオリジナル品種44種を含む825種を、ユリ園では35種をそれぞれ観賞できる。早朝開園日も設けており、アジサイやユリが露にぬれ朝日に輝く景色も見ることができる。7月14日の「平田村あじさい記念日」には、来場者先着100人に記念品が贈られる。
同公社理事長の沢村和明村長は「展望デッキを新設した。ここでしか見られないアジサイもあるので、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。
時間は午前9時~午後5時(最終入園時間は同4時半)。土、日曜日、祝日は午前8時半から、28日~7月13日の土、日曜日は午前6時から開園する。入園料は高校生以上800円(中学生以下無料)。問い合わせはジュピアランドひらた(電話0247・55・3557)へ。
21、22日雪ざらし十割そばまつり
あぶくま高原雪ざらし十割そばまつりは21、22の両日、平田村のジュピアランドひらたで開かれる。あぶくま高原そば振興協議会の主催、村、福島民友新聞社などの後援。
会場では、雪に一定期間さらした村内産ソバの実で作った「雪ざらし十割そば」を提供。雪にさらすことで雑味が抜け、爽やかな味わいが楽しめるという。また川俣町山木屋地区の在来種「高原の宇宙(そら)」を使った十割そばも提供する。
時間は午前10時~午後3時。1杯600円。問い合わせは道の駅ひらた(電話0247・55・3501)へ。