【ボゴ(セブ島北部)共同】フィリピン中部セブ島沖で9月30日に起きたマグニチュード(M)6・9の地震で、同国の災害対策当局は2日、確認された死者数が68人になったと発表した。被災地では所在不明の住民はおらず、全ての捜索活動が完了したと表明した。
在フィリピン日本大使館によると、2日午後の時点で、日本人が死傷したとの情報はない。
災害対策当局によると、負傷者は294人。約17万人が被災し、600棟近くの家屋が損壊した。約2万人が避難状態で、仮設テントが不足している。被害の大きかったボゴを2日に視察したマルコス大統領はテント村設置を急ぐと強調した。