任期満了に伴い23日告示、30日投開票で行われる二本松市長選は16日、告示まで1週間となった。これまでに無所属で5選を目指す現職の三保恵一氏(76)=4期=のみが立候補を表明している。自民党二本松市総支部は候補者擁立を模索しているが、人選が難航しており、無投票になる可能性が高まっている。
同市は12月1日で新市合併20周年の節目を迎える。過疎・中山間地域を抱え、少子高齢化に伴う人口減少や観光交流人口の拡大などが課題となっている。
三保氏は自らの下で策定し、期間を折り返す市総合計画(2021~30年度)の実現などを掲げる。各地で市政報告会を重ね、実績をアピールするとともに、政策の浸透を図っている。
市長選と同日選で、議員の死去に伴う市議補選(欠員1)も行われる。
