福島大食農学類付属発酵醸造研究所の吉田英樹特任講師らの研究グループは、土壌中の窒素成分を増やすことで稲の出穂時期に遅れを生じさせる3種類の遺伝子を特定し、仕組みを明らかにした。研究グループによると、窒素栄養と出穂の関係性が遺伝学的に証明されたことで、新規栽培法の確立や安定栽培による農家の負担軽減も期待できるという。 同大が12日、発表した。研究グループは日本の稲149品種を土中の窒素成分量が異な...
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