来春の選抜高校野球大会出場につながる第78回秋季東北地区高校野球大会(9~15日)の組み合わせ抽選会は1日、盛岡市で開かれ、出場18校の対戦カードが決まった。本県第1代表の聖光学院は大会第2日の10日に花巻球場(岩手県花巻市)で行われる2回戦第1試合(午前10時開始予定)で盛岡中央(岩手第3代表)―青森山田(青森第3代表)の勝者と戦う。
第2代表の日大東北と第3代表の学法石川は、いずれも9日の2回戦第3試合(午後2時開始予定)の初戦に臨む。日大東北は花巻球場で東北(宮城第2代表)と激突。学法石川はきたぎんボールパーク(盛岡市)で日大山形(山形第1代表)と対戦する。
決勝はきたぎんボールパークで15日午前10時開始予定。開会式は8日に同球場で行われる。
3主将が抱負
抽選会では各校の主将がくじを選択した。聖光学院の猪俣陽向(ひなた)主将(2年)は「明治神宮大会にまた出場して、日本一を目指したい。大胆に勝負し最後まで全員でやりきる」と意気込んだ。
日大東北の大竹徹主将(同)は「相手は力のあるチームだが、攻めの姿勢を忘れずに自分たちのベストを尽くして勝ちたい」と活躍を誓った。また、学法石川の北川蒼主将(同)は「東北大会はどこも実力校ばかり。県大会での反省を生かし、優勝を目標に粘り強く戦いたい」と力強く語った。