南会津町の国重要無形民俗文化財「会津田島祇園祭」では、笛や太鼓、三味線で奏でる「しゃんぎり」演奏が伝統的な雰囲気を演出している。「田島しゃんぎり保存会」で会長を務める小椋勝郎(かつお)さん(80)は「地域の文化を次の世代につないでいきたい」と太鼓をたたく手に力を込める。 地域の文化財守る しゃんぎりは屋台歌舞伎の幕あいに演奏され、田島祇園祭の風物詩として継承されてきた。昭和初期には、屋台の有志が...
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