第58回相馬市発明展の入賞作品が11日までに決まった。最高賞の市長賞に佐藤壮史(そうし)さん(大野小3年)の「楽楽(らくらく)目薬」、菊池充さん(桜丘小6年)の「モチモチ持ち手」、菅野瑛心さん(同5年)の「ぬけないスポンジ」の3点を選んだ。相馬市と市教委の主催、福島民友新聞社などの後援。
児童・生徒の部に73点、一般の部に3点の応募があった。佐藤さんは鏡を使った点眼補助具、菊池さんは買い物袋の持ち手カバー、菅野さんは握りやすい台所用スポンジをそれぞれ発明した。
福島民友新聞社賞には吉田陽咲(ひなた)さん(桜丘小4年)の「せんざいつめかえき」、渡部心陽(こはる)さん(同4年)の「虫とりキャッチャー」、田中李征(りせい)さん(同6年)の「悪者(わるもの)察知装置」の3点が輝いた。入賞作品は県発明展に出品される。
応募作品は24日まで、市役所2階ギャラリースペースで展示されている。時間は平日午前9時~午後5時(最終日は同4時)。表彰式は24日午後3時から市役所で行われる。
ほかの入賞者次の通り。
県発明協会長賞=小野田葵(桜丘小3年)▽市教育長賞=半杭知樹(八幡小6年)新妻由翔(中村二小4年)村岡葵斗(磯部小4年)▽相馬商工会議所会頭賞=天野日和(八幡小3年)栗村菜央(中村二小3年)国分瑛志(桜丘小4年)▽福島民報社賞=早川大翔、湊歩生(桜丘小4年)西谷ふたば(中村二小5年)▽河北新報社賞=星健一(一般)▽学校賞=八幡小、桜丘小