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【震災14年6カ月】原発の現状/伝承 デブリ取り出し新工法

2025/09/11 13:20

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東京電力福島第1原発の3号機=2月
昨年11月に採取されたデブリの切断面(JAEA提供)
福島第1原発で処理水の地下トンネルを掘削したドリルの模型について説明を受ける生徒ら(東電提供)
見学終了後、感想を共有する生徒ら
富岡町3・11を語る会の講座で紙芝居を使った伝承活動を学ぶ高校生
語り部としても活動する横山さん(左)。正確な伝承に向けて、震災を知らない世代に対しては「より丁寧な説明が必要だ」と語る

 東京電力福島第1原発の廃炉を巡り、最難関とされる溶融核燃料(デブリ)の取り出しに関する工法や日程が示された。だが廃炉の全体像は依然として見えない。東日本大震災から14年半となる中、震災と原発事故を知らない世代も増え、原発事故の教訓などを分かりやすく伝える取り組みが重要となっている。 着手遅れ、37年度以降か デブリの本格取り出しについて、第1原発3号機からの取り出しが目標とする2030年代初頭か...

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