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メガソーラー3事業者に指導 福島市、災害防止対策求める

2025/09/02 08:00

 福島県福島市は1日、4月に施行された大規模太陽光発電施設(メガソーラー)などの適正設置に関する条例に基づき、既存の3メガソーラー事業者に災害防止対策などを求める指導・助言を行ったと発表した。8月27日付。公表規定に該当しないとして事業者名は公表されていない。

 市は4月から、既存のメガソーラー26施設と風力1施設の計27施設の現地確認を進めており、8月末時点で17施設の現地確認が完了した。このうち3事業者に対し、放置すると災害発生の危険性が高まるとして未然防止の観点から指導・助言を行った。

 市によると、指導・助言の主な内容は、調整池の土砂を取り除くことや、調整池の斜面や周辺の表土保護、事業区域外への濁水発生状況の把握と市への報告など。事業者には今月上旬~中旬に対応方針を報告するよう求めたという。

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