日本相撲協会は1日、大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)の番付を発表した。福島県関係では、福島市出身で大波3兄弟の三男若隆景が2場所連続で関脇を務め、大関昇進の大一番に挑む。今場所は西から東となった。
若隆景は小結で迎えた夏場所で12勝、関脇で臨んだ名古屋場所で10勝を挙げた。秋場所で11勝を挙げれば、大関昇進の目安とされる三役での「3場所合計33勝」に到達する。現在の大関は今場所で東に就いた琴桜だけとなっている。いち早く東西でそろうことが期待されるだけに、2桁勝利の10勝でも昇進する可能性がある。
大波3兄弟の次男若元春は西前頭4枚目。須賀川市出身の白熊は東十両9枚目で臨む。