歴史漫画「半田銀山昔語り」の完成を記念して、作者の漫画家安彦良和さんのトークショーなどが9月7日午後1時半から、桑折町の多目的スタジオ「イコーゼ!」で開かれる。主催する町教委は25日まで、参加者を募集している。
安彦さんの曽祖父の兵太郎さんは、半田銀山で坑道などの図面を製作していた絵図面師だった。その縁で、町が昨年11月に主催した「半田銀山シンポジウム」に参加し、半田銀山を舞台にした新作執筆への意欲を明らかにしていた。
今回は町のための描き下ろし漫画が完成したことから、梁川町(現伊達市)出身の声優佐々木るんさんをゲストに制作秘話などを語るトークショーを企画した。当日はトークショーのほか、漫画の先行販売会、翌8日から開かれる原画展の内覧会を予定している。
トークショーの参加には事前申し込みが必要で、定員は抽選150人。抽選に漏れた人も別室で行われるライブビューイングに参加できる。
原画展は8~15日、同施設で行われる。時間は午前10時~午後8時(14、15の両日は同5時)。入場無料。詳細や申し込みはサイトから。