福島市出身の銅版画家三浦麻梨乃さん(宇都宮市在住)による初の個展が9日、東京・上野の松坂屋上野店で始まる。15日まで。入場無料。
三浦さんは、主に身近な動物や干支(えと)などをモチーフとして制作に取り組んでいる。「涼と癒やしのアニマル宴会」と題した個展では、力強く鳴くカエルや音階上に並ぶオタマジャクシが印象的な「かえるのうた」をはじめ、動物を生き生きと表現した銅版画など約30点を展示、販売する。会期中、三浦さんが作品を解説する。
三浦さんは「子ども時代に自然豊かな福島で育んだ感性を大切に制作した、『遊び心』あふれる作品が並びます。ぜひご来場ください」と話している。
時間は午前10時~午後6時半(最終日は同4時)。問い合わせは企画を手がける福福堂(電話03・4405・6166)へ。