国際原子力機関(IAEA)は19日、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を検証する追加モニタリング(監視)を始めた。21日には参加国の中国が初めて、原発構内のタンクから希釈前の処理水を直接採取する。採取は中国政府が強く要望しており、IAEAが主導する枠組みの下、日本産水産物の輸入再開に向けた日中両政府の合意事項の一部が実現する形だ。 中国は2023年8月の海洋放出開始に反発し、海水やタンク内の処...
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