東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出開始から24日で2年となった。これまでに計13回の放出を終え、放出量は計10万トンを超えた。14回目の放出が進む現在も周辺海域で懸念された放射性物質濃度の基準値超えなどの問題は発生していないが、処理水のタンク保管量の減少はこの2年で全体の4%にとどまる。原発構内にはいまだ120万トンを超える処理水が残るほか、廃炉完了の見通しも不透明感が増す。中国など...
この記事は会員専用記事です
残り1,094文字(全文1,294文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。