環境が変わらないのであれば、自分が正しいと思った方向へ行動するしかない。 2010年12月、再婚した夫との間に待望の長女が生まれた。その約3カ月後、東日本大震災が発生した。大きな揺れを感じ「ただごとではない」と思った矢先、東京電力福島第1原発事故のニュースが飛び込んできた。 初めての子育てに追われていた私は、小さな娘を放射能から守ることで頭がいっぱいだった。「とにかく福島から離れないと」。発災の...
この記事は会員専用記事です
残り569文字(全文769文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。