ABEMAは、28日にさいたまスーパーアリーナで開催する『Yogibo presents 超RIZIN.3』（以下、『超RIZIN.3』）に先立ち、ABEMA格闘公式YouTubeチャンネルで、朝倉未来が所属するジム「JAPAN TOP TEAM」の打撃コーチ、山崎秀晃と原口健飛が本大会のメインイベント、朝倉と平本蓮の対戦について語る動画を公開した。
【動画】JAPAN TOP TEAMの打撃コーチ陣が朝倉vs平本戦を斬る
朝倉をコーチングしている第5代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎は朝倉vs平本の勝敗の行方について、「断然、朝倉」とした上で、「（朝倉は）思ってたよりポテンシャルの高い選手。もっと奥深いテクニックはあるなと思ったし、体の強さをすごい感じた。（伸び代は）全然あると思いますよ」と人気を裏付けるだけの実力を評価。またスピードやパワーに加えて、朝倉の“ノーモーション具合”も高く評価。「相手がいかに来ないと思っている時に攻撃を出せるか。練習も大切だけど、生まれ持った天性みたいなところはあるんじゃないか」と朝倉のポテンシャルの高さを口にした。
一方で対戦相手の平本については、「ワンツーで終わらないで、1、2、3、4、5までしっかり打てる選手なんで、朝倉が上体だけ下がったりとか、ワンツーだけの対処で終わってしまうと、トントントントンって追われた時に怖いところがあると思う」と評価。その上で、「追って追ってパンチを振ってくる。真っ直ぐシャープな攻撃が見えにくい軌道で来るんで、サイドをかわしながら戦っていくイメージを持っておいた方がビックリしないと思いますよ、という話をしてます」と平本のパンチの特徴を理解した立ち回りを朝倉に伝えていることを明かした。
ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者の原口は、朝倉の練習について「（練習の時は）スーパースターとは思えないような感じで紛れ込んでますよね。一生懸命。分からんところは聞くし、平本どうしたらいいですか？とかも聞いてくれたことあるし、吸収しようとしている。天狗にもならずに本当に今回の試合で勝とうとしているのはすごい見える」と試合に向けて努力する様子を高く評価した。また、朝倉のファイトスタイルについて思い切りの良さを評価し、「僕らは殴られるのも怖いし、だからこそ当てられる時しか当たられないですけど、未来はいくときは思いっきりいけるタイプの人間なので、そこが強みかと思います。やっぱり殴られることも考えるから、自分がいける限界までは思い切りいきますけど、フルスイングまではいけない」とコメントした。
最近、朝倉の闘志を感じ取っているという原口は、「クールなんで全然雰囲気の変化は見えないですけど、ただやっぱりギラギラしていますよね。試合が決まってから、絶対あいつ倒すからみたいな気合いが入っていると思います。格闘家の目をしてるというか、今回絶対やってやるよみたいな怒りじゃない闘志みたいなのが蓮くんの話になると感じますね。生き生きしている時の朝倉未来や！という感じで見てますね」と語った。
ABEMAでは28日午後10時までの期間限定で、RIZIN チャンネルを開設中だ。注目選手の試合はもちろん、過去大会を一挙無料放送するほか、先日放送した朝倉出演の特別番組『6/28 超RIZIN.3 超キケンな運命の決戦1ヶ月前SP』など、さまざまなRIZINの番組を24時間楽しめる。今後は『超RIZIN.3』に出場する選手たちのインタビューをはじめとした限定コンテンツを配信する予定。
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