【ロサンゼルス共同】米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)第3戦は27日、ロサンゼルスで行われ、ドジャース(ナ・リーグ)の大谷がブルージェイズ(ア・リーグ)戦に「1番・指名打者」で出場し、2本塁打を含む4安打5四球で9出塁をマークし、従来のポストシーズン(PS)記録の1試合6出塁を大幅に上回った。PS通算は11本塁打目で、松井秀の10本を抜いて日本選手最多を更新した。
チームはWS史上最長に並ぶ延長十八回の末、フリーマンがソロを放って6―5でサヨナラ勝ちし、対戦成績を2勝1敗とした。大谷は3打点で貢献。2二塁打と合わせた1試合4長打はWSでは119年ぶり2人目。今PSで1試合2本塁打以上は3度目で、同一PS最多記録。第5打席以降はPS史上最多の4敬遠四球、最後の打席も四球で9連続出塁だった。
佐々木は5―5の八回1死一、二塁からWSに初登板して1回2/3を投げ、1安打無失点だった。28日(日本時間29日)の第4戦は大谷が先発でWSに初登板する。
