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柏崎6号、予備発電機停止 「運転上の制限」逸脱

2025/09/12 20:46

 東京電力は12日、再稼働を目指している新潟県の柏崎刈羽原発6号機で、予備電源の一つであるガスタービン発電機が試運転時に停止し、使用できなくなったと発表した。外部への影響はない。保安規定で定める「運転上の制限」から逸脱したと判断し、原子力規制庁に報告した。

 東電によると、12日午後2時ごろ、社員が試運転をした際に自動停止し、使用できなくなった。原因を調査している。別の予備電源である非常用ディーゼル発電機は起動できることを確認した。

 東電は6月、柏崎刈羽原発7号機の再稼働を先送りし、6号機優先に転換すると発表。再稼働に向け、技術的な準備を進めている。

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