ゼビオホールディングス(HD、福島県郡山市)が14日発表した2025年9月中間連結決算は、純利益1億6600万円(前年同期比91.8%減)と大幅な減益となった。ゼビオアリーナ仙台(仙台市)を仙台市に寄付したことに伴う特別損失として23億6600万円を計上したことが影響した。
売上高は1243億500万円(前年同期比0.7%減)、経常利益は28億5500万円(同32.8%減)で減収減益だった。猛暑で客足が鈍ったことや大型店舗の改装の遅れなどを要因に売上高や経常利益などがいずれも業績予想を下回った。
ゼビオHDは中間期の決算状況を踏まえ2026年3月期の連結業績予想を下方修正した。売上高2535億3400万円(前回予想比4.1%減)、経常利益50億8200万円(同34.2%減)、純利益2億3600万円(同75.8%減)とした。
