全国各地から「痛車(いたしゃ)」など約110台が集結する「第5回飯坂温泉痛車フェスティバル」は9日、福島市のパルセいいざかで開かれる。飯坂温泉観光協会の主催、同市観光開発の共催。午前10時~午後4時で、入場無料。
痛車は、アニメやゲームのキャラクターで装飾した「見ていて痛々しい車」。イタリア車を指す「イタ車」を自虐的にもじった。飯坂温泉は温泉地の魅力を国内外に発信する「温泉むすめ」のキャラクター飯坂真尋(まひろ)ちゃんを活用した地域おこしに取り組んでおり、痛車で訪れるファンも多いことから、サブカルチャーの力で温泉街を盛り上げようと痛車イベントを開いている。
痛車は、大ホールやホワイエの室内と第1駐車場に展示する。バイクや自転車も展示する。来場者によるアワード投票があり、「ふくしま温泉ウマ娘3/5」のパフォーマンスや真尋ちゃん音頭のステージイベントもある。飯坂温泉のお土産や物産品を販売し、作家のワークショップもある。キッチンカーも来場する。
運営を担う実行委メンバーは1日、パルセいいざか駐車場でPRした。和田一成実行委員長は「投票で気に入った車を選ぶことができる。大勢の方に来場してほしい」と呼びかけた。
問い合わせは飯坂温泉観光協会(電話024・542・4241)へ。
