東日本大震災後、生かされた命を地域の復興に役立てたいという思いが日増しに強くなった。 津波で変わり果てた街には現実を受け止め、懸命に生きる人たちの姿があった。一方、避難所ならではの不自由さや漠然とした不安など、日常を取り戻せない被災者も多くいた。東北の被災地でボランティアによる支援の輪が広がってきたころだった。地域の発展とともに歩んできた一企業、一個人として何かできないだろうか。相馬青年会議所(...
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