JA福島さくらふたば地区産タマネギ「浜の輝」を使用した「浜の輝(たまねぎ)のポタージュ」が24日、NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)の「東北の素材シリーズ」の第3弾として発売される。
同商品は、同JAふたば地区園芸生産部会タマネギ専門部会が作付けしたふたば地区オリジナルブランドのタマネギ「浜の輝」をふんだんに使用し、レトルト食品を手がけるにしき食品(宮城県岩沼市)が製造した。タマネギを炒めて甘みを引き出し、ジャガイモと生クリームを合わせ、クリーミーに仕上げた。価格は1袋(160グラム)450円。ニシキヤキッチンの実店舗や公式オンラインショップで販売する。
タマネギ「浜の輝」は東日本大震災後にふたば地区の特産品として開発され、復興の輝きとなるようにと名付けられた品種で、強い甘さとジューシーさが特徴。同部会は本年度、会員30人で栽培面積が34ヘクタール。来年度は10ヘクタール拡大し、44ヘクタールでの栽培を計画している。
同JAの担当者は「ふたば地区のタマネギ『浜の輝』に注目していただく機会ができた。多くの方にお試しいただきたい」とPRしている。