国産肉を使った料理のアイデアを競う「2025ミートデリカコンテスト」の県大会で、最優秀賞に藤本悠愛(ゆな)さん(18)=郡山女子大1年=の「和と洋の豆腐ナゲット」が選ばれた。藤本さんは来年1月に東京都で開かれる全国大会に出場する。
藤本さんの和と洋の豆腐ナゲットは鶏肉のひき肉と豆腐で作ったナゲットを、コンソメや大葉とチーズで味付けしたレシピ。辛みそやタルタル、和風あんの3種類のソースを組み合わせることで、無数の味を楽しめる。
約1カ月間、母真樹子さん(48)や大学の先生の支えを受け、レシピ開発に取り組んだ。ふわふわとした食感を生み出すために豆腐を使うなど試行錯誤を繰り返し「味の組み合わせが豊富で好き嫌いのある人でも食べられる」レシピに仕上がった。最高の結果をつかみ、「周りへの感謝でいっぱい」とほほ笑んだ。
県大会は2日、福島市の働く婦人の家で開かれた。県食肉事業協同組合連合会の主催。約100人の応募があり、書類審査を通過した6人が実技審査に臨んだ。
ほかの入賞者
優秀賞=尾梶怜奈(郡女大付高)佐藤百々花(福島東稜高)▽入賞=渡辺さおり(郡女大付高)籏野真心(福島東稜高)桂愛紗(郡女大付高)
