リオン・ドールコーポレーション(会津若松市)の取引業者らでつくるリオン・ドールアソシエイツ会は11日、北塩原村で総会を開いた。リオン・ドールコーポレーションの小池信介社長は売上高802億円、営業利益23億円とする本年度の収益見込みを明らかにした。
小池社長は、サテライト店(小型店)での成功事例など最新の経営計画について解説し、本年度の売り上げ対策として生鮮の強化や単品の大量販売、安さの演出などを挙げた。売上高の成長加速やサテライトシステムの深掘りを進めていくために「全社効率化プロジェクト」も発足する。
2023年に設立した学生向け奨学基金の一般財団法人「小池駿介奨学基金」では、本年度は会津地方の高校生9人に一時金100万円と毎月2万円ずつを給付すると報告。来年度からは一時金を200万円、毎月の給付額は5万円に増額する考えも示した。
総会には、会員企業約300社から約600人が出席。懇親会も開かれ、福島民友新聞社から野崎広一郎社長らが出席した。