• X
  • facebook
  • line

水木しげるさんの妖怪画100点公開 茨城・天心記念五浦美術館で企画展、12日から

2025/09/04 09:15

「がしゃどくろ」©水木プロダクション

 妖怪ブームの火付け役となった漫画家、故水木しげるさん(1922~2015)の企画展「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~」は12日から、茨城県北茨城市の茨城県天心記念五浦美術館で開かれる。

 水木さんの生誕100周年を機に企画した。会場では水木さんが手がけた妖怪画「がしゃどくろ」や「塗壁」「あかなめ」などの原画約100点を一挙公開。妖怪画の創作方法を三つの手法に分けて紹介し、水木さんがどのようにして妖怪画を描いていたのかをひもとく。

 また、妖怪図鑑の先駆けとして位置付けられる鳥山石燕の「画図百鬼夜行」など、水木さんが所蔵し参考にしていた書籍や資料のほか、妖怪文化人との系譜、著作なども多数展示し、日本の妖怪文化の歴史をたどる。

 このほか、専用アプリを使ってさまざまな妖怪たちとの写真撮影ができるARコーナーを設けるほか、妖怪おはなし会、ギャラリートークなどを行う予定。

 会期は10月26日まで。開館時間は午前9時半~午後5時(10月25、26日は同7時まで)。入場料は一般950円など。月曜日休館(ただし今月15日、10月13日は開館。今月16日、10月14日は休館)。問い合わせは同館(電話0293・46・5311)へ。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line