スタートアップ(新興)企業の設立に必要な知識や技術を伝授する県と東邦銀行の講座「ふくしまイノベーションプログラム2025」は3日、福島市で開講した。参加者同士でチームを結成、来年2月まで全11回の講座を通じて新たなビジネスプランをつくる。
起業家が次々と生まれる「スタートアップの地ふくしま」の実現に向け、県と東邦銀行が連携した取り組みで2年目。本年度は起業や第2創業を目指す約40人が受講する。
開講に当たり、県商工労働部の小貫薫部長は「新たな事業創出が、地域課題の解決につながってほしい」とあいさつした。東邦銀行法人コンサルティング部の本田拓野部長は「新しいビジネスアイデアを諦めずに実行し、スキルを身に付けてほしい」と呼びかけた。初回は昨年度の受講生と交流し、体験談を聞くなどした。