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【震災13年4カ月】廃炉工程最難関「2号機デブリ取り出し」...鍵握る「パイプ型機器」

2024/07/11 14:00

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2019年の2号機の調査で、デブリの可能性がある堆積物を機器で持ち上げた様子(東電提供)
2号機のデブリの試験的取り出しに使う機器(東電提供)
説明会で質問に答える更田氏(左)ら。説明会ではデブリの取り出しや、施設の安全性などについてさまざまな質問が寄せられた=6月22日、いわき市

 東京電力福島第1原発2号機で、溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的な取り出しが迫る。順調なら8月上旬までには準備が整う見通しで、度重なる延期を経て、ようやく廃炉工程は新たな段階に入る。最難関とされるデブリ取り出しに向け、関係者は安全・安心な作業を求める。  8月にも着手  東電は、2号機のデブリの試験的取り出しについて8~10月の作業着手を目指している。原子炉格納容器側面の貫通部から遠隔操作で...

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