福島県内各地で暑い日が続く中、田村市滝根町のあぶくま洞では14日、多くの観光客が鍾乳洞内に広がる天然の涼を求めて訪れた。
洞内の気温は年間を通して約15度で、夏は涼しく冬は暖かく感じる。来場者は涼しさを堪能しながら、天井までの高さが約30メートルの「滝根御殿」などを巡り、滴る地下水がつくる幻想的な光景に見とれていた。
洞内入り口付近では17日まで夏まつりが開かれている。屋台のほか、射的や化石発掘体験のブースも設置されている。出店時間は午前10時~午後4時半。問い合わせはあぶくま洞管理事務所(電話0247・78・2125)へ。