いわき市石炭・化石館「ほるる」の夏季特別展「生物の造形(せいぶつのかたち)」は19日、いわき市の同館で開幕した。8月31日まで。同館が所蔵する翼竜「トゥプクスアラ」の化石が特別展示されている。18日に内覧会が開かれ、報道陣に公開された。
同館の所蔵品など約70点を展示。トゥプクスアラの化石は、全く違う仲間の生物が同じような特徴を持つ姿に進化する「収れん進化」を紹介するコーナーに展示。鳥類やコウモリの翼との違いや共通点を学べる内容になっている。
このほか、「異常巻き」と呼ばれる不思議な形をしたアンモナイトの化石や、恐竜の歯の標本を展示している。
展示時間は午前9時~午後5時。観覧料は一般660円、中学~大学生440円、小学生330円。問い合わせは同館(電話0246・42・3155)へ。