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いわきスポーツクラブ・大倉智社長に表彰贈呈 みんゆう県民大賞ふるさと創生賞

2025/05/26 11:00

みんゆう県民大賞を受賞し、野崎社長から記念ボードを受ける大倉さん(右)=25日、いわき市・ハワイアンズスタジアムいわき

 福島県内で大きな功績を残した個人・団体を顕彰する第35回みんゆう県民大賞(福島民友新聞社主催)のふるさと創生賞を受賞したサッカーJ2のいわきFCを運営するいわきスポーツクラブ社長の大倉智さん(56)の表彰式が25日、ハワイアンズスタジアムいわきで、いわき―仙台戦に先立って行われた。

 大倉さんは2015年のクラブ創設時から社長を務める。「スポーツを通じていわき市を東北一の都市にする」をスローガンに、東日本大震災の復興半ばの地域に向き合いながら10年間で目覚ましい飛躍を遂げてきた。23年からJ2に参入し、昨季は1試合平均4290人の観客を動員するなど地域から支持されている。

 表彰式では、野崎広一郎福島民友新聞社社長が大倉さんに表彰状と記念のボードを贈った。大倉さんは「10年間やってきたことが報われたようでうれしく思う。これまで在籍した選手やスタッフ、サポーター、みんなで取った賞。今後も人づくり、まちづくりに貢献していく」と述べた。

 第35回みんゆう県民大賞は大倉さんのほか、芸術文化賞に芥川賞作家の鈴木結生(ゆうい)さん(郡山市出身)、スポーツ賞にバドミントン女子シングルスパリ五輪代表の大堀彩さん(会津若松市出身)が選ばれた。

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