茨城県天心記念五浦美術館は26日から、同県北茨城市の同館で「浮世絵展 ―隅田川でたどる江戸の暮らしと文化」を開く。「奇想の絵師」歌川国芳や江戸の町民の人気を集めた歌川国貞、明治に活躍した小林清親らの浮世絵約250点を前期と後期に分けて展示する。
北茨城市出身のコレクターによる浮世絵のプライベートコレクションを紹介。花見やファッションを楽しむ人々など、隅田川流域で育まれた暮らしや文化を今に伝える作品が並ぶ。
開館時間は午前9時半~午後5時。入場料は一般710円など。着物や甚平などで入館すると団体割引が適用される。問い合わせは同館(電話0293・46・5311)へ。
同美術館は本年度、「再興第109回院展 茨城五浦展」(6月21日~7月21日)、「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」(9月12日~10月26日)などの企画展を予定している。石川重宜副館長は「美術館は素晴らしい場所にあり、たくさんの人に利用してもらいたい」と呼びかけた。大津友美さんが同行した。
読者10人に招待券
本紙読者10人に浮世絵展の招待券をプレゼントする。希望者はメール(iwaki@minyu‐net.com)に住所、名前、年齢、電話番号を明記し「浮世絵展 読者プレゼント係」に応募する。福島民友新聞社いわき支社に受け取りに来られる人が対象(平日午前9時~午後5時)。申し込み締め切りは23日。当選者には直接通知する。