2008年11月。福島市の飲食店のトイレで私は倒れた。一緒に会食していた人が、なかなか戻らない私を心配して扉をこじ開けたところ、心肺停止の状態で発見された。 不幸中の幸いだったのは、救急病院が近くにあり、早期の処置で後遺症もなかった。急性肝不全だった。長年にわたる心労や抗うつ薬とアルコールの併用などが体をむしばんでいた。 東京での仕事があったため約2週間の入院生活後、外来で通院しながら治...
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