福島大経済経営学類の則藤孝志特任准教授(32)に、風評払拭(ふっしょく)に向け求められる視点について聞いた。 ―風評被害の現状は。 「県産青果物はいまだ、原発事故前の売り先が戻らなかったり、不当に安い価格で取引されるなど影響が続いている。これまで風評対策は放射性物質検査の結果を基に安全性を示したり、おいしさを訴えるなど消費者向けの取り組みが中心だった。しかし、今後は流通へのアプローチも必要だ」...
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