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完成したのは、韮崎市出身の実業家・小林一三と親交があり、茶の湯などの伝統文化に造詣が深いことで知られた実業家の畠山一清邸(東京)から移築・復元された「即翁新座敷茶室」など、2棟。
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ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智博士が主催し開かれたこの茶会には、茶道裏千家次期家元(17代)となる丹心斎若宗匠、千宗之さんをはじめ、韮崎市長内藤久夫氏、山梨大学学長中村和彦氏、荏原畠山記念文化財団理事長前田東一氏ほか、地元経済界・文化関係者ら11人が招かれた。
この茶会で用いられた茶道具は、大村智博士と妻の文子さんの思い出の品々であり、終始和やかな雰囲気の中、お茶がたてられた。
また、床の間の掛け軸は、先月亡くなった前(15代)家元・千玄室大宗匠が揮毫したもので、千玄室さんが人に贈った品としては、最後のものではないかという話が、故人のエピソードと共に紹介された。
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また、茶会終了後には、丹心斎若宗匠が隣接の博士の生家「螢雪寮」や韮崎大村美術館及び、7月に開館したばかりの大村智記念館を視察。大村博士が自ら案内した。
美術館では多彩なコレクションを鑑賞し、記念館では博士ゆかりの品々の展示を通して、ノーベル賞受賞当時のエピソードや、幼少期から現在に至るまでの歩みに触れられた若宗匠。
熱心に質問をしたり感想を述べられ、世代と分野を超えて、深い文化的対話と和やかな時間が交わされるひとときとなった。
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この茶室は韮崎市の文化財に指定されており、今後は地域と日本の伝統文化の接点を築く場として、茶道を学んだり、体験する場として活用される。
韮崎市茶室の利用について
「即翁新座敷(旧畠山一清邸新座敷)」および「悠久庵(旧根津邸小間)」の一般利用を、10月2日(木)より開始いたします。それに先立ち、利用を希望される方を対象に、茶室内部の見学会を開催いたします。
【見学会日時】
■9月16日(火)10:30~15:00
■9月27日(土)10:30~15:00
※見学会は事前予約不要です。
※時間内に直接お越しください。
茶室の利用などに関する問い合わせはこちら
韮崎大村美術館
電話0551-23-7775
韮崎市の魅力をご紹介|古民家「宮久保」♪
明治42年建造の古民家をリノベーションした、“繋がる広間”と“民泊”を備える古民家再生施設。「牧野富太郎博士疎開の地」
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“繋がる広間”畳敷き和室とリノベーションを施した板の間が合わさった広々とした空間。グループでのワークショップや、個人でのワーケーションにも活用できます。
“民泊”2階建て(築20年)の民泊用空間で、団欒を楽しめる居間や台所、旅の疲れを癒す二つの寝室を備えています。
古民家の雰囲気を感じながら、ゆったりとした時間の中、自然の音を感じてみてはいかがでしょうか。
古民家「宮久保」の詳細はこちら♪
https://www.nirasaki-kankou.jp/syukuhaku_onsen_tokusanbutsu_osyokujidokoro/syukuhaku_onsen/syukuhaku/8410.html