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吉高由里子の主演舞台『シャイニングな女たち』 さとうほなみ、桜井日奈子、山口紗弥加ら全キャスト発表

2025/09/12 13:22

  • エンタメ総合
パルコ・プロデュース2025 『シャイニングな女たち』(上段左から)吉高由里子、さとうほなみ、桜井日奈子、山口紗弥加(下段左から)小野寺ずる、羽瀬川なぎ、李そじん、名村辰 

 俳優・吉高由里子が主演を務めるパルコ・プロデュース2025の舞台『シャイニングな女たち』の全キャストが発表された。本作は劇作家・蓬莱竜太氏が書き下ろし、演出も手がける新作で、現代社会に生きる女性たちの矛盾や孤独を浮き彫りにする群像劇として上演される。

【写真】これはうれしい…初公開された吉高由里子の自撮り写真

 昨年の大河ドラマ『光る君へ』での演技が高く評価された吉高は、かねてより出演を熱望してきた蓬莱作品に初めて挑む。大河終了後の初舞台となるだけに、PARCO劇場という密な空間でどのような表現を見せるのか注目される。

 物語は、一人の女性の死をきっかけに大学時代の女子フットサル部仲間の記憶が揺らぎ、かつて美しかったはずの思い出が次第に歪んでいく様を描く。SNSを背景に、現代と過去、オンラインとリアルが交錯する世界の中で、「こんな世界で何故生きるのか」という問いが突きつけられる。

 キャストには、吉高の親友役としてさとうほなみ、孤独をSNSにつづる後輩役に桜井日奈子、女子フットサル部の顧問を山口紗弥加が演じる。そのほか、小野寺ずる、羽瀬川なぎ、李そじん、名村辰といった実力派俳優が集結した。

 ユーモアを交えながら人間関係のもつれを描き出す蓬莱の筆致と、柔らかさと芯の強さをあわせ持つ吉高の表現力が交差する本作。直接的なコミュニケーションが希薄になりつつある現代社会に鋭い視点を投げかける舞台として期待が高まっている。

【物語】
金田海(吉高由里子)は、社会人として働く傍ら、他人の告別式に紛れ込み、ビュッフェを食べて帰るという行為を繰り返していた。
ある日、入り込んだ告別式の会場で金田は偶然見覚えのある顔たちに出会う。
それはかつて自分がキャプテンを務めていた大学時代の女子フットサル部の仲間たち。親友の山形圭子(さとうほなみ)の
姿。敵視していた顧問の川越瑞希(山口紗弥加)の姿まであった。
遺影には同じピッチに立っていた後輩、白澤喜美(桜井日奈子)の姿。
『私は何故呼ばれていないのか』
告別式会場と輝いていた大学時代が交錯していく。
その輝きは本当の輝きだったのか―。

【公演日程】
東京公演:2025年12月7日(日)~28日(日) PARCO劇場
大阪公演:2026年1月9日(金)~13日(火) 森ノ宮ピロティホール
福岡公演:2026年1月16日(金)~18日(日) 福岡市民ホール 中ホール
長野公演:2026年1月24日(土)~25日(日) サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター) 大ホール
愛知公演:2026年1月29日(木)~30日(金) Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

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