歌舞伎俳優・尾上右近（32）が、自主公演『第八回 研の會』（8月31日・9月1日／大阪・国立文楽劇場、9月4日・5日／東京・浅草公会堂）に向け、稽古（けいこ）の様子をORICON NEWSに独占公開した。尾上菊五郎の孫で寺島しのぶの長男・尾上眞秀（11）との「連獅子」などに熱が入った。
【独占写真】血より濃い水がある！ 「連獅子」稽古に熱が入る尾上右近&尾上眞秀
『研の會』は、右近が2015年から情熱を注ぐ自主公演で、大阪公演は今年が初めて。大阪ゆかりの演目「摂州合邦辻（せっしゅうがっぽうがつじ）」では、中村橋之助、中村鶴松、尾上菊三呂、市川青虎、市川猿弥らが脇を固める。また、親子の情愛を描く「連獅子」では、右近自身の経験を踏まえ、眞秀と向き合う。
眞秀とは互いに歌舞伎俳優でない親を持つ共通点があり、8月の取材会で右近は「血は水よりも濃いといわれる世界で、血より濃い水があるということを彼と共有したい」「連獅子をやめたいというところまで追い込み、その先にある新しい景色を一緒に見たい」と語っていた。
幕開けを直前に控え、酷暑の中、“親子”で稽古に励む。右近は「自分が真剣に楽しんでいるんだから、観に来てくれた人に楽しんでもらえない訳がない！」と自信を示し、「まだ行こうか迷っているという方！きっかけがなくて歌舞伎を観たことはないけど実は観てみたい…という方！是非是非『研の會』へお越しください！」と呼びかけた。
■尾上右近 コメント全文（ORICON NEWS独占）
尾上右近自主公演 第八回『研の會』まもなく開催します！
今週末に迫った大阪での本番に向けて、いよいよ稽古も本格化。
東京で毎年続けている自主公演ですが、大阪では初めての挑戦。
歌舞伎を通じて心と心が繋がる、こんな瞬間があるからやってるんだよね！と思い出させてくれる、自分にとって大切な公演です！
自分が真剣に楽しんでいるんだから、観に来てくれた人に楽しんでもらえない訳がない！
初めての大阪公演にもワクワク！
まだ行こうか迷っているという方！ きっかけがなくて歌舞伎を観たことはないけど実は観てみたい…という方！是非是非『研の會』へお越しください！
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