歌舞伎俳優の片岡愛之助(52)が30日、大阪市内で行われた『第14回永楽館歌舞伎』記者懇親会に出席した。兵庫・豊岡市にあり、近畿地方に現存する最古の芝居小屋「出石永楽館」で行われる歌舞伎公演で、愛之助にとってはライフワーク。“第二のふるさと”と位置づけ、11月の本番に向けて「芝居の原点」「僕の血となり肉となっている」と張り切った。
【全身ショット】グレーの袴姿でビシッと登場した片岡愛之助
「出石永楽館」は2008年に復元され、同年にこけら落としとなる歌舞伎公演が開かれた。その後、毎年恒例となり、アットホームな雰囲気の中で至近距離で歌舞伎を楽しめることから、全国のファンに愛されている。コロナ禍では3年中止となったが、23年に再開。今年は「出石お城まつり」にあわせ、11月4日~11日に開催される。
座頭・愛之助は「コロナで止まってしまったものをもう一度動かすのは、非常に力がいること」としみじみ語り、「文化はこうやってつないでいくもの」「皆さんのお力あっての永楽館歌舞伎」と喜びを語った。さらに「永楽館にしかない熱さがある。役者に手が届くぐらいの近さがウリ」と、間近での熱演を予告した。“お練り”も5年ぶりに復活する。
豊岡のアピールにも余念がなく、「カニの解禁」「城崎温泉」「なんといっても皿そば」など、自身も観光を楽しむ構え。皿そばについては「最高は41皿」と明かし、「42皿食べて舞台けいこするのはキツい。余裕のある時に挑戦したい(笑)」と語っていた。
出演は、愛之助のほか、中村壱太郎、中村歌之助、市川九團次。片岡孝太郎。演目は『奥州安達原 袖萩祭文』『お目見得 口上』『高坏』を予定する。
片岡愛之助「僕の血となり肉になっている」 第二のふるさと・豊岡「永楽館歌舞伎」に気合
2024/07/30 13:10
- エンタメ総合
アクセスランキング
【新まち食堂物語】泰平食堂・田村市 数々の困難乗り越える
-
ADDITIONAL TIME 欧州サッカー侍戦記
-
全国学力テスト2025
-
参院選2025 コンテンツ一覧
-
福島民友新聞創刊130周年特集
信頼~福島民友の現在地~
新聞の仕事や歴史 マンガで紹介 -
夏の観光特集
紙面公開中! -
狩猟の魅力をたっぷり紹介!
会津若松・いわき・郡山で開催
お申込はこちら! -
トヨタソーシャルフェス2025
-
全国学力テスト2025(外部特設サイト)
-
気になる話題を深掘り!
ビジュアルニュース -
民友のワークシート~新聞コンクール
-
いわきFC2025試合日程
-
みんゆうデジタルアーカイブ
みんゆうみるもん -
大学入学共通テスト
追・再試験問題 -
掲載写真とバックナンバー
注文はこちら -
OPEN CAMPUS
オープンキャンパス2025【PR】 -
Smile&Smile
ふくしま子育て応援隊【PR】 -
民友ゆうゆう倶楽部
-福島県のシニアライフをサポート- -
それ、調べます
みんゆう特命係~ゆう特~ -
知る・備える・身を守る
#イイソナエ キャンペーン【PR】 -
PR TIMES
福島県内・隣県関係プレスリリース情報 -
マーケット速報
-
福島民友NEWSmart