藤原紀香、なんばに登場「とってもかわいらしい」駅長姿　和歌山の“みかん色”あしらう

　俳優の藤原紀香（53）が10日、大阪・南海電鉄なんば駅で1日駅長を務めた。大阪松竹座9月公演『カルメン故郷に帰る』にちなみ、物語の舞台・和歌山をつなぐ特急を見送った。

【写真】実際の電車に合わせ、指差し確認をする藤原紀香

　駅長のパンツスーツに身を包み、和歌山らしく、随所にオレンジがあしらわれた。藤原は「この装いがとってもかわいらしい。みかん色の蝶ネクタイが気に入りました」と笑顔で語り、特急「サザン」に凛々しく発車の合図を出した。

　『カルメン故郷に帰る』は、1951年に日本初の長編カラー映画として公開された木下惠介監督作品を初の舞台化。主演を藤原、演出を錦織一清が務め、脚本は羽原大介氏が手がける。共演は横山由依、徳重聡、福田転球、石倉三郎、渋谷天外と個性豊かで実力派の面々がそろう。

　和歌山を舞台に、東京でストリッパーとして働いていたカルメン（藤原）らが里帰りし、ドタバタ喜劇を織りなす。大阪松竹座では9月5日～17日に上演。藤原は「明るく幸せになるものあたり。皆さん足を運んてもらいたい」と呼びかけた。