28日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日に史上最高値を更新した相場の過熱感から、幅広い銘柄で当面の利益を確定する売り注文が優勢となった。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。
午前終値は前日終値比92円36銭安の5万0419円96銭。東証株価指数(TOPIX)は17・54ポイント安の3307・51。
前日の平均株価は1200円超上げ、終値で初めて5万円を超えた。28日は急ピッチな上昇の反動で売りが広がった。ただ、前日の米ハイテク株高から株価水準が高い半導体関連の一角が買われ、平均株価の下げ幅は限られた。
