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在留外国人、過去最多395万人 上半期、昨年末から18万増

2025/10/10 11:22

 出入国在留管理庁が入る庁舎=東京都千代田区

 出入国在留管理庁は10日、今年6月末の在留外国人数は395万6619人で、2024年末より約18万7千人(5・0%)増え、過去最多を更新したと発表した。在留資格別で見ると、人手不足に対応するため即戦力の外国人労働者を受け入れる「特定技能」が約5万1千人(18・2%)増と大きく伸びた。

 在留資格別の最多は「永住者」で、24年末比1・5%増の93万2090人。通訳などとして働く「技術・人文知識・国際業務」が9・4%増の45万8109人、「技能実習」が1・6%減の44万9432人と続いた。特定技能は5番目に多い33万6196人だった。特定技能のうち、熟練した技能を持つ「2号」は3073人で、昨年末の832人から大幅増だった。

 国籍・地域別では多い順に中国、ベトナム、韓国となり、全体の約半数を占めた。上位10カ国で見ると、昨年末比でミャンマーが19・2%、ネパールが17・2%増えた。

 また25年上半期の外国人入国者数は、前年同期より約355万人多い2137万6170人。

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