福島県高野連は10日、福島市で理事会を開き、来春の第98回選抜高校野球大会(センバツ)の21世紀枠県候補校に、今秋の東北地区高校野球県大会で8強に入ったいわき湯本を推薦することを決めた。
いわき湯本高は2022年に湯本高と遠野高が統合し誕生。野球部は同年に創部で、現在の部員は32人。秋季県大会では2年連続で8強に進出するなど、近年の各種大会で上位進出の常連校となっている。町おこし行事へのボランティア参加や、練習前の学校周辺のごみ拾いに取り組む姿勢などが考慮された。
一般推薦校には秋季県大会優勝の聖光学院、準優勝の日大東北、3位に入った学法石川の3校の推薦を決定。センバツ出場校は来年1月30日の選考委員会で正式に決まる。
日本学生野球協会の優秀選手の選考も行われ、夏の全国高校野球選手権福島大会を制した聖光学院の主将竹内啓汰(3年)の推薦を決めた。
