水稲栽培に使う種もみの精選や消毒などを担う県内8カ所の「種子センター」で主要設備の8割以上が耐用年数を超過し、老朽化が深刻な問題となっている。修繕費など運営コストが膨らむ一方、設備に故障などが生じれば良質な種子の安定供給への影響も懸念される。米価高騰が長期化する中、福島県のコメ作りを守るため関係者は頭を悩ませている。 57%が「寿命」に 水稲では県内に八つの種子生産組織があり、生産者約230人が...
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