棚倉町のJR水郡線磐城棚倉駅の駅舎が、お城風の外装に生まれ変わった。JR東日本水戸支社は11日、同駅で修繕工事完成式を行い、地域住民や関係者が除幕した。
来春の大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン」への対応や、棚倉城が築城400年を迎えたことから修繕に取り組んだ。壁面は石垣と城、入り口は棚倉城南門をイメージし、町並みと一体感のあるデザインに仕上げた。
宮川政夫町長直筆の書を基にした新駅名標も取り付けられた。子どもたちや宮川町長らが最後の仕上げとして、ベンチや正面入り口の門に色付けをした。